グリーンライフ愛好者

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地域環境情報ライター認定資格制度

省エネ工房のプロジェクトで、地域環境情報ライター認定資格制度を企画している。

これは環境情報という専門に特化した情報を、一般に分りやすく伝えるための執筆者の認定資格制度である。
ターゲットは第一段階として自治体職員及び教職員である。彼らに執筆と環境情報発信の専門家になってもらうためのものだ。

環境情報は、 (1)自然環境 (2)生物多様性 (3)環境保全 (4)温暖化・環境災害 (5)再生可能エネルギー (6)3R・環境経済 (7)都市環境 (8)環境と社会 (9)総合 などにカテゴライズする。

地域の環境情報を、地区情報(北海道・自治体・小エリア)と対比し、関連するカテゴリー名称と概要で発信する。
補足説明として用語解説や関連事象や近隣地域での類似情報の紹介また環境対策にかかる費用や時間なども算出して発信する。こうした活動を「地域環境情報ライター」が行うことで、分りやすい環境情報が一般に浸透していくと期待できる。

資格ランクは1級・2級・3級と3段階とする。資格認定は地域での認定団体(委員会)などで付与する。
地域は北海道全域と地方(10エリア)で管轄は、道と自治体でそれぞれ独自に決済する。
1級には環境に関する国際情報を含む。

3級と2級はセミナー受講と認定試験で資格付与。1級は認定試験(実技あり)のみ。
このような資格制度を地方自治体レベル(北海道や札幌市など)で導入すると環境情報発信や環境教育にもたいへん有用と考える。


RCE設立準備会

2月2日(月) RCE設立準備のための会議に参加した。

酪農大の金子教授やEPOの有坂さんから設立要綱の説明があった。
道央圏という(日帰り可能)範囲での開催や教育機関を含めるといったRCE設立条件は理解できる。

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しかし目的がユニセフのESD拡大・推進となるとRCE設立に疑問が残る。
単純にユニセフとのインターフェースを持つ環境情報のプラットフォームな機能をもつ組織であればいいと思う。
であれば現存の団体にESDのユニセフ対応の窓口だけ持たせたほうが現実的だ。

また自分の「地域環境情報センター」の考えも非常に近いと思う。
こうした設立や運営に必須の話だが、資金の捻出もかなり問題がありそうだ。

しばらくは注視したい。

第1回 エネチェン・カフェ開催

1月28日(水) 夜 第1回 エネチェン・カフェが開催された。

最初に、宮本代表からエネチェン100ネットワークの説明があった。
その想いを熱く語り、設立の経緯や今後の抱負について語った。
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続いて酪農大の金子教授からGISの説明と実例紹介があった。
各種の測定データを地図に重ねることで、ギャップを見つける。

つまり対象とするデータの連続性と特異性を見出す道具である。
これによって異常な値や測定の漏れなどがチェックできる。
環境調査や生態研究にたいへん有用なツールであることがよく分かった。

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たとえば風力発電とバードストライクの関係をGISを利用し、(1)北海道各地にある風力発電の位置、(2)年間平均風力、(3)特定鳥類の生息地、(4)生息環境と同一条件地などの画像データを重ねることで、特定鳥類の生息地および生息可能領域以外の風力発電に有効な土地を抽出するといったことが出来る。

こうしたツールを使うことで、未調査の環境状態の推察や植生・生態分布予測などが可能となり、広大な地域での実態調査や環境アセスメント調査などがより容易でローコストになること。

*作成されたGISデータは、再利用可能なオープンデータとすることが増えてきた。


次に北海道の森はエネルギーになるの?という内容で NPO法人北海道新エネルギー普及促進 協会 山形定理事長からエネルギーとCO2について説明があり、北海道内でのエネルギー総量と木質バイオマスでのエネルギー量の比較データが示された。

 北海道の森林成長量・・・103PJ/年
 使用可能なバイオマス・・ 33.9PJ/年
 林業での伐採量・・・・・・・  2.1~3.8PJ/年
 家庭用石油製品・・・・・・・ 84PJ
 最終エネルギー消費 ・・ 683PJ

 *森のバイオマスは十分エネルギーとして使用可能であり、カーボンニュートラルも実現できる。

ペレット・ストーブや薪ボイラー等に関する事例報告が行なわれた。

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ギャラリー
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