12月24日(水)、北大・地球環境大学院でRCE設立の説明会があり参加してきた。
RCEとは、国連大学が提唱しているESDの地域拠点登録のこと。
RCEとは、国連大学が提唱しているESDの地域拠点登録のこと。
現在、世界では約130箇所、日本国内で6箇所(仙台・横浜・名古屋・大阪・岡山・北九州)。
このRCEの地域範囲は国連による定義では、日帰り圏・会議ですぐ集まれる範囲とのこと。
北海道全域では広すぎるので、北海道○○圏または地域として登録を期待するという話だった。
RCEは地域での活動や登録を前提とし、中央集権的な縦割組織とならないような配慮もあった。
将来的にはRCE北海道ネットワークとして、情報の共有化やリソースの交流ができればいいのではと思う。
また国連の定義では、RCEには2つい以上の教育機関(大学・高校など)の参加が義務付けられている。地域の教育機関(大学や高専・高校)、自治体、商工会、市民団体などをうまく連携させることが重要。
RCEは結局、対国連に対しての器にすぎず、国連からの資金的な援助はない。
とすれば現状での環境系活動機関が同様の窓口を持っても、同じことができる。
しかし情報リソースを国際的に活用できるのは魅力的だ。
とすれば現状での環境系活動機関が同様の窓口を持っても、同じことができる。
しかし情報リソースを国際的に活用できるのは魅力的だ。
RCEの運営は個々の拠点が用意した資金のみとなる。国内6箇所のRCEも、資金形態は様々。
北海道RCEも、会員を募っての資金集めと募金が主体となることが予想される。
今後、RCEを通して環境関係の情報共有化・発信の多様化に期待したい。更に地域社会・街づくりを含めたプロジェクトとしていくのが良いと考える。単なる集会としないことを希望する。
このRCEに集まる人や団体をどういうネットワークでつなぐか、得られたリソースをどう活用するか、この2点に集約できるのではと思う。この団体の今後の発展を見守りたい。