7月11日(土)9:30よりさっぽろ環境インタープリターの開講式が行われました。

(1)前市長「環境首都さっぽろ」を語るという開講式にふさわしい講演がありました。

上田前市長

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■環境問題とは
地球規模での問題となったのは、人口増加とそれによる大量生産・大量消費・大量廃棄が原因。
どうすれば、環境を悪化させないか、ライフスタイルを考えることが重要。
市長就任前から環境問題を調査。

■町づくりとゴミ問題
市長時代、「市民自治」が12年間のスローガンだった。
町づくりとゴミ問題は共通の問題として市民とともに対処。
3R運動を元に、ごみ減量・分別を住民と徹底討論して、市民のゴミ意識も向上。
ゴミ減量・分別と篠路のゴミ焼却設備老齢化にともなう建替え問題を、ゴミ有料化で対処した。
生ゴミの処理が現在問題。水分が多く、水を焼却しているようなもの。対策が急がれる。

■環境について
札幌市は脱原発社会を市議会全員一致で採択している。
電力会社がもっと市民のために活動すべき。
原発がなくなっても、廃棄物の問題が残る。

■まとめ
エネルギー問題、ゴミ問題はひとりひとりの問題
311での原発事故原因は未解明であり、調査は必須。
札幌には脱原発で再生可能なエネルギー政策がある。



(2)前上田札幌市長の基調講演に続き、札幌商工会議所観光ボランティアガイド 渡邊 昇氏の
講演が行われました。

■「札幌の観光とボランティアの存在」
~プロフェッショナルガイドから学ぶ「ほほ~」と感心させるコツ~

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とても大切なことだと思って説明しても、観光客は喜ばない。
喜ばれる工夫が大切。楽しい思い出になってもらいたい。

自分で描いた絵葉書をプレゼントし、次に写真に短歌や俳句を読み込んだフォト短歌、
最近は大通公園に咲いている花の写真でしおりを作って観光客にプレゼントしている。

北海道の地名や狸小路の歴史などをいろいろと資料を見せながら説明して頂きました。

毎回同じことを説明しても、飽きられる。新しい小さな発見を続けることが大切。それを観光案内に利用して、常に新しい情報をお客さんに与えること。